日本にお金がないのはウソ!?「国政でも減税できる」理由を日本保守党・河村たかし氏が語る!選挙ドットコムちゃんねるまとめ
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2024年12月4日に公開された動画のテーマは「河村たかし流『減税政策』」 日本保守党の河村たかし共同代表が、名古屋市での減税政策の結果を踏まえながら、国政での減税政策のあり方を熱く語りました。日本に金がないという前提でいるからダメ?減税の効果は仁徳天皇の治世からも明らか?ぜひご一読ください。 【このトピックのポイント】 ・「日本にカネがない」のはウソ? ・なぜ「給付」でなく「減税」なのか ・名古屋市の減税、効果が表れるまで何年かかった?
「金がない」前提を作りたいのは誰か
国政でも減税に関する話題が始まっています。今国会でいうと「103万円の壁」の問題については「いいじゃないですか」とコメントする河村氏。 河村たかし氏「税率下げてもらったほうが。消費税を下げるのが、もっとはっきりしているけれどね」 河村氏は、日本に金がないという前提でいるからいけない、と語り始めます。 河村氏は、「バランスシート不況」の言葉を生み出し『「追われる国」の経済学』を著したリチャード・クー氏が、日銀の当座に500兆円あると指摘していることを紹介。 ただし、このお金は、財政法4条のもと、公共事業でしか使えないというルールになっています。 河村氏「政治をやるとわかるけれど、かえって使えないほうがうれしいんですわ。カネがないといったほうが」 河村氏は、議員に頼みごとをするのは、役所に無理を言ってほしい時だと指摘。政治家にとっても財政が豊かでないほうが都合がいいのだと説明します。 河村氏「カネがようけあるからどうぞというと、議員がなくなるの。財政危機でお金がないと、だけどワシが骨を折るからというわけですよ」 河村氏は、お金がないと言いたくなるのは「国の言うことに従っておけば楽な人生が待っているから」と喝破します。 河村氏「国が(103万円の壁対策で)7兆、8兆かかるのでこんなことできないといった時に、うちもそうだと呼応しておく。全体にお金がないからわしらを大事にしろ、頭を下げろ、大事にしろと言いやすい」 税収減を補うために恒久財源を求める声もありますが、河村氏は、民間の500兆円を使い、特例債を発行すれば、財政法4条の枠も外すことができると提案します。