日本にお金がないのはウソ!?「国政でも減税できる」理由を日本保守党・河村たかし氏が語る!選挙ドットコムちゃんねるまとめ
なぜ、給付でなく減税を提案するのか
河村氏は、国政で取り組むべき減税は、消費に直接効果がある消費税がわかりやすいとし、消費税減税を目指し、国会で活動すると語ります。 河村氏「財政危機はウソなんだ。実はお金があって、投資に使われない金がある。それを使っていくという議論」 借金をすることで発生する利息については、利息を支払う努力が資本主義社会を発展させてきたと説明。それ以上に、借り換えについてはこうした一言も。 河村氏「役所は借金なんて返したことがないですよ、正直言うと。借り換え借り換えで。民間だって、いつも借り換えさしてくれればそう苦労はいらんて。いつか儲かる日が来ますんで。だけど銀行は冷たいだろう?」 国会の中では給付を提案する会派もありますが、河村氏は減税を推します。その理由は。 河村氏「減税は構造が変わりますからね。経済学の基本で、減税より公共投資は乗数効果が高いといいますけれど、減税のほうが構造改革が起きるんですわ」 河村氏は、仁徳天皇の治世を語る「民のかまど」のエピソードを紹介します。 仁徳天皇がある日高台に登ってみると、人家の「かまど」から煙が立ち上っていないことに気づきます。そこで租税を免除し、自身は民の生活が豊かになるまで食事も着るものも倹約し、さらに、宮殿の屋根の茅さえ葺き替えなかったというエピソードです。 この時代の租税には、労役も含まれていました。河村氏は、仁徳天皇は最初は3年、様子を見てもう3年減税を行ったと紹介。 河村氏「辛抱したところで、民衆が集まってきて天皇の家を直してくださいといって、初めて家を直した」
減税の効果が発現するまで何年?名古屋市の実績は
仁徳天皇のエピソードでは、減税効果が生まれるまで6年かかっていましたが、河村氏は、名古屋市では4年目に税収が戻ったと紹介します。 河村氏「名古屋市の減税。100億円ずつの減税でも4年目に税収が戻る。人口が2割多い大阪(グラフ中の黄色)を一度抜いたこともある」 ※グラフの中段、各都市が一斉に右肩上がりになったところは、平成30年度以降の府県民税からの税源移譲分です 河村氏「国はもっと早く戻る。影響が大きいもん。3年ぐらいでいっぺんに幸せになる」 減税を国会で実現するには、他会派の合意形成が必要になりますが、「それより総理になるほうが早い」と語る河村氏。 河村氏「みんなで話をしながら、一杯飲みながら広げてくだわ。飲むのはヒャーボール(ハイボール)だね」