無料の「尿検査キット」の結果提示でクーポンをゲット!栄養状態を即把握、足りない栄養素を“お得”に補える!健康促進と地域活性化のW効果を目指すユニークな試みが実施 名古屋・円頓寺商店街
無料配布された「尿検査キット」で栄養状態をチェック。その後、不足している栄養素を補えるメニューや商品に使える“クーポン”がもらえる、ユニークな取り組みが「円頓寺商店街」で実施されます。 なごやまちなか実証『NAGOYA CITY LAB』による、「検査キットを活用した健康増進プロジェクト( i n 那古野エリア)」の一環として行われるこの取り組み。 『NAGOYA CITY LAB』とは、まちなかの至るところで社会実証が活発に行われる「世界の実証実験都市なごや」を目指し、名古屋市が“まちなか”での実証を推進する事業。名古屋市によると、昨年度には6つの実証実験が実施され、那古野エリアでは堀川にて水上自動運転ができる「海床ロボット」を活用した実証実験を行うなど、さまざまな取り組みが行われてきました。 『NAGOYA CITY LAB』では、今年度も6つの実証実験を実施予定。そのひとつが、今回行われる尿検査キットを活用した健康促進キャンペーンなのです。
活用される尿検査キットは、尿に反応してリトマス試験紙のように変色し、ビタミンCやカルシウム、マグネシウムなど全10項目の栄養状態の検査が可能。専用のアプリケーションを用いた写真撮影、QRコードを読み取ることで即時に栄養状態を把握することができます。 この取り組みの目的は、「無料配布した検査キットの活用による健康向上」と、検査結果をキッカケとした「店舗の新規・既存顧客の獲得を含めた地域の賑わい創出」。 開催日は12月7日(土)・8日(日)・14日(土)・15日(日)・21日(土)・22日(日)の6日間で、円頓寺商店街内の『喫茶、食堂、民宿。なごのや』前の特設ブースにて、尿検査キットの無料配布が実施されます。 キットを受け取った人は、検査結果を通して、自身の栄養状態を把握。その後、同特設ブースに検査結果を提示することで、不足している栄養を補うことができる商店街内の商品や店舗メニューに利用できる、「クーポン」を受け取ることができるという仕組みです。 例えば、検査結果でビタミンCが不足していることを把握した場合、特設ブースのスタッフが、ビタミンCが含まれる野菜のピクルスを販売している本取り組みの協力店を紹介。その際、その店舗で利用できる「クーポン」を受け取ることができ、ビタミンCを補えるメニューを購入する際に、クーポンを利用することができるといいます。 クーポンを利用できる店舗は、円頓寺商店街にある飲食店や雑貨店など7店舗。名古屋市によると、検査結果に応じて、対象メニューの割引クーポンやサプリ引換券、購入時に使える金券など3種類のクーポンが配布されるといいます。 名古屋市によると、商店街がスタートアップの技術を使い、栄養状態が即時に分かる尿検査キットの配布とクーポンやサプリ配布との連携による健康増進キャンペーンを行うことは、名古屋市内では初めての取り組み。この試みを通して、「無料配布した検査キットの実際の利用率」と「検査キットとクーポン効果による再訪率」を検証するということです。