胃粘膜を保護し腸を整える「キャベツ」。しっかり効果を得るには生食が正解な理由
大根の選び方のポイント ・首の青みが薄い ・身のひげ根が少ない/ひげ根の毛穴が浅い ・葉が鮮やかな緑でシャキッとしている ・身のツヤがよく、丸々と太っていて、ずっしりと重い 大根の処理法:皮に栄養が詰まっているので、よく洗って皮ごと食べる、もしくは薄くむきます。茹でる場合は2~3cmの輪切りにして、水から火にかけて約15分。 身の上部がもっとも甘みが強く、下部は辛みが強いので、おでんなど甘みを味わいたい場合は上部、大根おろしなど辛みを味わいたい場合は下部というように部位を使い分けましょう。葉も栄養価が高いので捨てないで!葉付きの大根が手に入ったら、すぐに葉を切り落として細かく刻み、塩茹で、もしくはごま油などで炒めて塩で薄味を付ければ栄養価の高い常備菜に。 大根の保存法:空気に触れないようにラップでぴっちり包んで冷蔵室へ(保存期間は2週間)。冬の間は冷暗所で保管してもOK。乾燥対策のためにラップでぴっちり包み、冷えすぎ対策のために乾いたペーパーで包みます。 農家だから知っている!おいしい野菜の食べ方 〈大根の葉炒め〉 ごはん、味噌汁、納豆などにのせれば、食事の栄養価を上げてくれる頼もしい存在。よく洗って水気を切り、細かく刻んだ大根の葉をごま油で炒め、しんなりしてきたら塩少々で薄味を付けます。保存期間は冷蔵で3~4日。 〈酢大根〉 大根と酢の健康的な常備菜です。大根は皮を薄くむき、イチョウ切りにして塩少々でもみ、保存容器に酢、出汁、昆布や煮干し、好みでゆずや唐辛子とともに入れて冷蔵庫へ。一晩置けば食べごろになり、保存期間は冷蔵で1ヵ月ほど。
● 胃腸を整える キャベツ×大根のレシピ 〈千切りキャベツと大根のサラダ〉 キャベツと大根には食物繊維も含まれているので整腸にも効果的。酸味のきいたドレッシングなら、胃もたれやむかつきがあってもさっぱり食べられます。
しん|野菜を育むプロ/濱 裕宣