金与正氏が談話を発表「最強の軍事力を持ち続ける」 米と日韓の合同訓練を批判
北朝鮮の金正恩総書記の妹・与正氏は24日、談話を発表し、アメリカが日本や韓国と行っている合同訓練を批判した上で「我々は最強の軍事力を持ち続ける」と強調しました。 【画像】“最も重要な祝日” 故・金日成主席の生誕記念日に異変 金正恩総書記の思惑は… 与正氏は24日、国営メディアを通じた談話で、アメリカがことし、日本や韓国などと行った合同訓練が80回にのぼると指摘した上で、「地域情勢が悪化している主犯が誰なのかがはっきり分かる」と批判しました。 その上で「我々は自らの主権を守るため圧倒的で、最強の軍事力を持ち続ける」と主張しました。さらに日米韓の連携強化に対し「我が国家の安全を脅かそうとするなら、アメリカと同盟国の安全保障はさらに大きな危険に直面することになる」と警告しています。 北朝鮮は25日、軍の記念日を控えていて、軍事的な挑発を強行しないか関係国による警戒が続いています。