連休明けは雨 19日の雨を境に気温低下 北海道は雪か 激しい寒暖差 2週間天気
この先も、たびたび低気圧や前線が通過。19日(土)の雨を境に強い寒気が流れ込み、北海道は平地でも雪の降る所がありそう。気温も下がり、激しい寒暖差。服装でうまく調節を。
15日(火)~21日(月) 季節を進める雨 週末は気温ダウン
明日15日(火)も晴れ間の出る所が多いでしょう。ただ、日本海を進む低気圧や湿った空気の影響で、九州は北部を中心に雨が降り、局地的に雨脚が強まります。夕方以降は、中国地方から北海道の日本海側を中心に雨の降る所があるでしょう。16日(水)は、太平洋側にも一時的に雨雲がかかりそうです。17日(木)は晴れ間が出ますが、天気の移り変わりは早いでしょう。 19日(土)は、低気圧が日本海とオホーツク海をそれぞれ発達しながら進み、前線が通過。全国的に雨や風が強まりそうです。この雨を境に、一時的ですが冬によく現れる西高東低の気圧配置に変わり、この時期としては強い寒気が流れ込むでしょう。上空1500メートル付近でマイナス6℃以下(平地でも雪が降る目安)の寒気が北海道付近まで流れ込む予想です。19日(土)夜から20日(日)朝は、北海道の日本海側では平地でも雪に変わる所があるでしょう。 週の後半は、朝晩と日中との気温差だけでなく、日ごとの寒暖差にも注意が必要です。関東から西では、最高気温25℃以上の夏日の所が多いものの、20日(日)の最高気温は大阪と東京都心で21℃とグッと下がります。札幌は、20日(日)の最高気温が10℃と、11月上旬並みになるでしょう。北よりの風が吹きつけて、いっそう寒く感じられそうです。この寒さは一時的ですが、服装でうまく調節してください。
22日(火)~27日(日) 晴れる日多く 気温は高い
22日(火)は西から天気が下り坂となるでしょう。低気圧や前線の動向次第では雨脚が強まる可能性があり、注意が必要です。23日(水)以降は晴れる所が多いですが、関東は湿った空気の影響で曇りや雨のスッキリしない天気が続くでしょう。 気温は平年より高い日が多く、季節の進みはゆっくりです。東海から西では、最高気温25℃以上の夏日の所が多く、昼前後を中心に半袖で過ごせるくらいでしょう。ただ、晴れる日ほど朝晩はヒンヤリしますので、アウターや重ね着などで調節してください。札幌では、最低気温が10℃を下回る日も増えて、暖房が欲しいくらいになりそうです。
日本気象協会 本社 青山 亜紀子