大阪「旧新歌舞伎座」見えるのは骨組みだけとSNSで話題
大阪「旧新歌舞伎座」見えるのは骨組みだけとSNSで話題 THE PAGE大阪
大阪市中央区難波にあった「新歌舞伎座」だった建物の解体が進み、現在はあの大屋根の骨組みだけになっていた。22日現在も工事は進められており、ツイッターなどのSNSでも「骨組ばかりになっている」といった書き込みが多く見られる。
予定表では22日に「大屋根撤去」と記載
旧新歌舞伎座は、お城のような堂々とした和風の建物が印象的で、数々の時代劇公演などが行われていた。稼動していたころは「歌舞伎をしない新歌舞伎座」よく言われていたが、杉良太郎など数々の映画スターや歌手を中心とした「座長芝居」が月替わりで行われ、にぎわいを見せていた。 2009年6月に老朽化などを理由に閉館し、「新歌舞伎座は、大阪市天王寺区上本町の近鉄劇場跡地へと移転した。2012年に冠婚葬祭大手のベルコが跡地を買収。結婚式場とホテルなどの複合施設の建設を計画などとしていたが、しばらくの間、主だった工事の進行は外観から見受けられなかった。 近所の飲食店に勤める30代女性は「ここ数年ずっとあのままやったんで、やっと動くんかなという感じ」と話す。また「あれだけの建物やったんで、骨組みを見たらなにか感慨深さがあるけど、またにぎやかになるとええね」などと話していた。