新年を迎える準備 「双葉ダルマ」づくりが最盛期 復興に向け歩みを進める町のシンボル【福島発】
福島テレビ
福島県内各地では「新しい年を迎える準備」が慌ただしく進んでいる。 太平洋をイメージした青い縁取りに…双葉町の花「桜」があざやかに。家内安全、無病息災などの願いが込められた双葉町の「双葉ダルマ」は、復興に向かって歩みを進める町のシンボルだ。 この「双葉ダルマ」が登場するのは、江戸時代から続く新春の伝統行事「双葉町ダルマ市」。 2011年の原発事故後、全町避難となった双葉町は、2022年8月に復興拠点の避難指示が解除され、この「ダルマ市」も町内での開催が再開された。手作りのため1つ1つ、ちょっとずつ表情をかえるダルマたちが、ふるさとにやってくる町民たちを迎える準備を進めている。 石田恵美さんは「町の人だけじゃなくて、周りの人も、遠くからの人も来て、皆さんとお会いできるのを楽しみにしています」と話した。 「双葉町ダルマ市」は来年1月11日と12日に開催される予定。
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