【高校ラグビー】東海大大阪仰星 桐蔭学園にリベンジ果たして7度目Vを 今季戦績は2戦2敗)
全国高校ラグビー大会の決勝が、7日に東大阪市の花園ラグビー場で行われる。 2大会連続5度目の優勝を狙うAシードの桐蔭学園(神奈川)と、3大会ぶり7度目の制覇を目指すBシードの東海大大阪仰星(大阪第2)が対戦。東海大大阪仰星は6日、大阪・枚方市の同校体育館で調整した。 花園での対戦成績は過去4勝2敗だが、前回大会の準々決勝は24―34で敗れて涙をのんだ。今季の春の選抜大会で7―21、夏の練習試合でも屈し、シード区分でも遅れを取る形となった。 ただ、11月の大阪大会決勝を終えてから今大会を含め「高校生ってこんなふうになるんだ」と湯浅大智監督も驚くほどチームは成長。2回戦の佐賀工戦を14―10で制すると、激戦ブロックを突破して決勝の舞台にたどり着いた。 歴代3位タイ、そして同校にとって3大会ぶりとなる7度目の全国制覇をかけた最終決戦。共同主将を務めるFL青野寛大(3年)は「基礎、基本を最後まで徹底して(区分した)5分5分の戦いを徹底して。一つ一つ積み重ねて戦いたい」と抱負を口にした。 この日の練習に参加しなかった高校日本代表候補LO百武聖仁(3年)、高校日本代表候補SO吉田琉生(3年)も徹底的な体のケアを経て、ピッチに立てる見通し。力を尽くして日本一をつかみ取る。