【速報】オールスター第2戦、パ・リーグが打線大爆発で雪辱! 両軍合計26得点&6HR、歴史的乱打戦を制す
<マイナビオールスターゲーム2024・第2戦> パシフィック・リーグ 16―10 セントラル・リーグ(24日・明治神宮野球場) 【写真】故障さえなければ…歴代“ガラスの天才”5人 日本野球機構(NPB)は24日、「マイナビオールスターゲーム2024」第2戦を明治神宮野球場で開催。歴史的な乱打戦の末、パシフィック・リーグが16-10でセントラル・リーグに勝利。両軍合計26得点、6本のアーチが飛び出したゲームを制し、前日の雪辱を果たした。 セ・リーグは吉村貢司郎(ヤクルト)、パ・リーグは有原航平(ソフトバンク)が先発。本拠地・神宮球場のマウンドに上がった吉村は、1死二、三塁のピンチを背負うも無失点。一方の有原は、わずか5球で三者凡退に抑える立ち上がりを見せた。 試合が動いたのは2回、パ・リーグは先頭の6番・辰己涼介(楽天)が右中間スタンドに飛び込む先制ホームラン。さらに以降もチャンスを作り、1番・周東佑京(ソフトバンク)ので2点を先制した。 対するセ・リーグも、すぐさま反撃。直後の2回裏、1死から3連打ですべての塁を埋めると、9番・坂倉将吾(広島)の打球はセンターバックスクリーンへ。実に57年ぶりとなるグランドスラムで、一気に逆転に成功した。 パ・リーグは、4回に猛攻を仕掛ける。無死から9番・源田壮亮(西武)からの4連打で再び試合をリードすると、さらに佐藤都志也(ロッテ)のタイムリースリーベースなどが生まれ、一挙5得点のビッグイニングを作った。 しかし、セ・リーグも取られたら取り返す。息つく間もなく4回裏に1点を返すと、続く5回には代打タイラー・オースティン(DeNA)が2ラン本塁打。さらに、4番・村上宗隆(ヤクルト)に本拠地での一発が飛び出し、試合を振り出しに戻した。 追いつかれたパ・リーグだったが、直後の6回に辰己、外崎修汰(西武)のタイムリーでまたも勝ち越し。7回には途中出場の岡大海(ロッテ)が2試合連続となるホームランを放ち、リードを3点に広げた。 さらに、8回には紅林弘太郎(オリックス)のバックスクリーン弾に加え、近藤健介(ソフトバンク)、郡司裕也(日本ハム)にも適時打でパ・リーグが4点を追加。一方のセ・リーグもその裏に度会隆輝(DeNA)のタイムリーで1点を返し、ついに最終回の攻防へと突入した。 パ・リーグは9回表に1点を追加すると、7点差で迎えたその裏、セ・リーグも細川成也(中日)の適時打で1点を返したが、反撃はここまで。16-10のスコアでパ・リーグが軍配を上げた。
ベースボールチャンネル編集部