【ベトナム】木質ペレット・チップ工場完成、中南部省
ベトナムのニョンタン・グリーンエネルギー社はこのほど、中南部ビンディン省で木質ペレット工場と輸出用木材チップ工場の完成式を開催した。総投資額は7,500億ドン(約3,050万米ドル、44億円)。21日付ダウトゥ電子版が報じた。 2棟の工場は、アンニョン町ニョンタン村のニョンタン第1産業クラスターに建設された。木質ペレット工場の敷地は4.6ヘクタール、投資額は6,600億ドン。木材チップ工場は敷地が1ヘクタール、投資額は900億ドン。年産量はそれぞれ30万トンを予定している。 同社の親会社ニョンタン・ホールディングスのレ・ホアイ・ゴック会長によると、両工場が稼働すれば約320人の雇用を創出し、年間売上高は2兆1,000億ドンに達する見込み。同氏は「アンニョン町を含むビンディン省全体の経済社会発展に貢献できる」と述べた。