休職中に読んだ“お金の本”が自分を変えてくれた。ウエディングパークのブランドマネージャーが語る「自分に投資する重要性」
┌────────── コロナ禍で結婚式は大打撃を受けて変化しなくてはいけなくなりました。しかし、『人が集まって人生の門出をお祝いすることは、豊かに暮らしていくために必要なものだ』と改めて認識することができました(菊地氏) └──────────
■ [ルール4] すべての仕事にマーケティング思考を取り入れる マーケティングでは、ユーザーのインサイトに向き合い、自分たちはどんな価値を提供できるかを考える。菊地氏はこうしたマーケティング思考を、すべての仕事に取り入れるようにしているという。 ┌────────── たとえば、マネジメントならメンバーは仕事や上司に何を求めているのか、そこに対して私が提供できる動きはなにかを、対話をすることで知ろうとします。ある人にとっては課題の解決を手助けすることかもしれないし、またある人にとっては挑戦機会を作ることなのかもしれない。だからこそ、一人ひとりに向き合うことを大事にしています(菊地氏) └────────── 上司として、マーケ担当としてという立場から相手を見るのではなく、なるべく相手の感覚をインストールして、その人の感覚だったら何を求めているのかを考えるのだ。具体的には、その人が好きな本を読んだり、同じ景色を見たりするのだという。
┌────────── 100%理解することは無理でも、同じことを経験することで、知りたい相手のことが少し立体的に見えてきます。マネジメントとして心がけているのは、目の前の課題よりも未来のありたい姿を共に語ること。変化の早い時代なので、今目の前にある課題は10年先の課題ではない可能性が高いですよね。それなら苦手や課題に向き合って苦しい思いをするのではなく、未来にどうありたいかを考えて、そうなるためにどうしたらいいかを考えていく方がいいですよね(菊地氏) └──────────