河野太郎氏、外務大臣時代の交渉相手と続く交流「昔は国連の決議案を話していたのに、今は学校時代の友だちみたいな内容」
河野太郎デジタル大臣が19日、『ABEMA Prime』の自民党総裁選の候補者9人による討論会に出演し、自身が外務大臣を務めていた際に交渉相手となっていた他国の外務大臣経験者と、今でも私的な交流が続いていることを明かした。 【映像】河野太郎デジタル大臣が明かす“外務大臣トーク” 番組では日本の若者の将来、ネット上を中心に広がる分断などについて語られる中、なかなか見られない候補者たちの人柄を知るという企画で「友だちとは」というテーマでトークを展開した。 河野氏は「やはり学校時代の友だち、サラリーマン時代の同期は、何も考えずに飯を食おうかと行ける」とした。また、以前務めた外務大臣をきっかけにした交流を明かした。「一緒に外務大臣をやっていた仲間というか、昔はいろいろ真面目なやり取りをしていたのが『最近、女房がキッチンを買えと言っている』『いくらするの?』みたいな会話をしている。会っていないが、やり取りはずっと続いていて、だんだんくだらないというか、昔の学校の友だちと同じような内容の話になっている」と紹介。さらに「大臣同士で、昔は真剣に国連の決議案に賛成してくれとかなんとかやっていたのが、今はキッチンを女房に頼まれてさ、みたいな話。それはそれで面白い」と繰り返していた。 また政策議論を交わす中、河野氏が挙げたのは、被選挙年齢の引き下げだった。「今の投票権は18歳だが、立候補できる権利も18歳まで下げた方がいい。G7の中でフランス、ドイツ、イタリア、カナダは18歳で、ヨーロッパは18歳の非選挙権が主流。日本でできないはずはない。18歳で成人なのだから『もうお前は成人だよ』と言った以上、立候補もできるし、投票もできるのが当然。選ぶかどうかは有権者が選べばいいわけで、少なくともチャンスは18歳にきちっとあげるべき」と述べていた。 (『ABEMA Prime』より)
ABEMA TIMES編集部