150年の歴史に幕…興津小学校で《最後の卒業式》「温かい支えのおかげで成長できました」【高知】
高知さんさんテレビ
高知県四万十町の町立興津小学校で3月22日、6年生の高橋紗羅さんと津野梨々さんの2人が卒業しました。 興津小学校 坂本益英 校長 「第4931号。おめでとう」 興津小学校は1874年、明治7年に開校。昭和30年代のピーク時には全校児童が500人近くにものぼりましたが、今ではたった18人です。 興津小学校 坂本益英 校長 「興津防災の集大成となる“防災マップ”を作成し、『ぼうさい甲子園』でぼうさい大賞を受賞することができました」 少人数でも力を入れてきた「地域防災」は数々の賞を受賞。そんな学び舎が2024年度からは町内の別の小学校と統合されます。 (高橋さん)「お父さん、お母さん」 (津野さん)「おじいちゃん、おばあちゃん」 (高橋さん)「私たちは家族の温かい支えのおかげで成長することができました」 卒業生 津野梨々さん 「目標を決めてそれに向かってただ進む、一直線に行きたい」 卒業生 高橋紗羅さん 「寂しい気持ちと在校生のみんなに頑張ってっていう気持ちでいっぱいです」 4月から2人は四万十町内の中学校へ。在校生16人と入学する新1年生は約15キロ離れた東又小学校に通います。
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