勤務先の福岡市の小学校からタブレット端末などを無断で持ち出し、質入れしたとして、男性教諭が懲戒免職となりました。 12月25日付で懲戒免職処分を受けたのは、福岡市立の小学校に勤務する29歳の男性教諭です。 福岡市教育委員会によりますと、この教諭は8月から9月の間に、勤務先の小学校からデジタルカメラ2台やタブレット端末4台などを無断で持ち出し、福岡市内の質店におよそ10万円で質入れしました。 その後、学校側がタブレット端末などが無くなっていることに気づき、複数の教職員に聞き取りを行っていたところ、質入れしたことを認めました。 「消費者金融への借金の返済や、家賃の滞納で金銭的に困っていた」と話しているということです。 学校から質入れされたものはすべて回収できたことから、福岡市教育委員会は被害届は提出しないとしています。