新規開店時に必ず招くお客さんとは?焼肉チェーン店「あみやき亭」のこだわりとサービスの原点
愛知県春日井市に本社を置く「あみやき亭」。1995年7月に1号店をオープン。国産牛の焼肉が気軽に楽しめるということでファミリー層を中心に人気の焼肉チェーン店ですが、その秘密は安さと美味しさ。では、なぜあみやき亭は国産牛を低価格で提供することができるのでしょう。今回は同店のその秘密を追ってみました。
美味しい国産牛を低価格で提供できる理由とは?
あみやき亭で提供する約8割以上の肉が国産牛。では、なぜ国産牛を低価格で提供できるのでしょうか。あみやき亭では大量に仕入れた国産牛を本社近くのセントラルキッチンへ集約し加工。そして各店舗がその日に必要な分だけ配送するそうです。これにより仕入れからお客さんへの提供までの時間が短縮され鮮度が保てるだけでなく、肉を保管する巨大な冷蔵庫が必要なくなり、その分お店の客席数を増やし経営効率の向上をはかっているとのこと。 また、あみやき亭ではあえて食品ロスの多い大きなバラ肉の塊を仕入れているといいます。バラ肉は普通に切り分けると6割ほどが廃棄となるそうですが、あみやき亭では肉さばきのプロを集め、職人の手によって丁寧に切り分けます。脂身を取り除くときに赤身がついた部分はハンバーグにしたり、商品として使える部位を可能な限り抽出することでコストを下げているのだそう。 徹底的な食品ロスの削減と鮮度にこだわった配送システムが、美味しいお肉を低価格で楽しめる秘訣となっているのですね。
焼肉のお供に欠かせないご飯の秘密
こだわりの焼肉の美味しさをさらに引き出すために必要なものといえば「ご飯」ですよね。あみやき亭ではご飯にもこだわりがたくさん詰まっています。 お肉同様にお米は厳選した国産米を使用。食感も「かため」と「やわらかめ」から選べるようになっています。しかも、あみやき亭ではご飯は炊き上げてから30分以内のものしか出さないというルールがあり、それにより炊きたてにしか出せない新鮮なお米の香りや食感を楽しめるというわけです。 それだけではありません。さらにご飯にこだわりたい人向けに、そのまま炊きたてをいただける「釜炊き一番ライス」も存在します。韓国海苔がついて330円(税込)とお得なだけでなく、ご飯そのものを楽しみたい方にもぴったりなサービスですね。