【有馬記念】安田翔師「ダノンデサイルらしい走りをお見せできれば」/一問一答
有馬記念(G1、芝2500メートル、22日=中山)の最終追い切りが18日、東西トレセンで行われた。 今年のダービー馬ダノンデサイル(牡3、安田翔)を管理する安田翔伍調教師(42)が公式会見に出席した。 ◇ ◇ ◇ 安田翔師の主な一問一答は以下の通り。 -菊花賞の結果については 6着という結果の通り、5頭に先着を許して、6番手で入線したという結果です。 -今回の中間はどんなことを気にかけて調整しているか 前走後に山元トレーニングセンターさんの方で、菊花賞の疲労の回復と気持ちのリフレッシュを図ってもらって、入厩に向けてのトレーニングを行ってもらい、11月21日に入厩したんですが、疲労は取れて、気持ちの方で気負ってるわけではないですけど、1回使った馬の闘争心は完全にはオフにはならずにここまでこられましたので、ダービー、菊花賞の前と違って、強い負荷というよりも競馬ということを感じさせる精神面の方を重要視して調教してきました。 -今日乗った感触は もともと時計とかメリハリはつく馬なので、動きとかを求めることなく、先週の時点で馬もレースが近いことを察しているのは感じとれましたので、本当にオーバーワークをさけることを前提に、抑え込みすぎず、出し過ぎず、ストレスを与えず、好きなように走らせてあげて、最後スラッとしていいよという気持ちで解放してあげたくらいです。 -今回は初めての古馬相手になる 他の馬を意識してダノンデサイルの調教を組み立てているわけではないので、ダノンデサイルの雰囲気だけを求めて調教はしていますが、ドウデュースだけではなく出走馬全頭がこれだけのレースにふさわしい馬が集まったと思いますので、今までにないレースの雰囲気、レースのペースの緩急の強さは今まで経験したことのないレースになると思うので、ダノンデサイル自身もレースのペースアップにもしっかり対応してほしいですが、今後に向けてもいい経験になればと思ってます。 -ファンへひとこと ファン投票第2位という支持を頂いたことに心から感謝します。初めての古馬、これだけのメンバーが集った中でのレースは、ダノンデサイルにとって今まで経験したことのないタフなレースになると思いますが、そのレースに対応してほしい、できるかなというくらいの準備はしていますので、日曜までしっかり時間もありますので、精神面の調整も行って、またダノンデサイルらしい走りをお見せできればと思いますので、応援のほどよろしくお願いします。