負傷のMFマルテン・デ・ローンがファンに感謝

負傷によってヨーロッパリーグ(EL)決勝の欠場が確実となっているオランダ代表MFマルテン・デ・ローンに対して、アタランタファンが粋な計らいをしたようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。 今シーズン、公式戦46試合に出場して5アシストを記録しているデ・ローン。セリエAでチャンピオンズリーグ(CL)出場権を得られるトップ5争いに加わり、ELとコッパ・イタリアでも決勝進出を果たすなど好調なチームに大きく貢献していた。 しかし、そんなデ・ローンは16日に行われたコッパ・イタリア決勝のユベントス戦で負傷。検査の結果、EL決勝も欠場することとなり、自身のSNSで「最大の悪夢だ」と失望を露わにしていた。 大きな挫折を味わうことになってしまったデ・ローン。そんな中で、アタランタファンはチームに貢献し続けてくれた選手を励ますため、ある行動を起こしたようだ。 デ・ローンは自身のインスタグラムにおいて、自宅前にファンが横断幕を掲げてくれていたと報告。横断幕には「帰属意識、犠牲心、常に汗だくのシャツ。デ・ローン、君はすでにトロフィーを制している」と書かれていた。 このファンによる粋な計らいについて、デ・ローンは感謝を表明。救われたことを明かしつつ、特別なファンがいてくれることを喜んでいる。 「朝、この横断幕を見て涙が出たよ。僕たちには特別なファンがいると知っていたけど、これはとても美しい。僕たちの家の目の前で、大きな決勝戦の前日にサプライズがあった。本当にありがとう。とても特別なことだった」