「トランスジェンダーの夫と結婚して…」トランスジェンダーの夫がした妻への質問 その回答に…「素敵なご夫婦」の声
トランスジェンダーの夫に対して言わないようにしていることや気をつけていることってある?
「奥さんが自分に気を使って肩身の狭い思いをしているのではないか?」「元女と結婚して苦労しそう…と周りに思われていないだろうか」と心配になりめぐみさんは奥さんにこんな質問してみたのだそう。 奥さんは「ない!」「言いたいこと言うから!」と即答。 そして「トランスジェンダーやからとか男やから女やからとかそういうの考える必要のない社会になってほしいね」と言ったそうです。 めぐみさんはそれを聞いて自身がまるで悲劇のヒロインかのように思い込んでいた節があることに気づき恥ずかしくなってしまったと言います。 固定観念に縛られず「好きになった人が女であっても男であっても、一緒に生きていく条件に性別は必要ない」 そんな奥さんの包容力と人柄が、めぐみさんが手術で性別を変えてでも結婚しようと決意した要因なのだそうです。 この投稿には「素敵なご夫婦」「皆んな自分らしく自分を肯定してエンジョイして行こ」などのコメントが寄せられました。 結婚を決意しためぐみさん。同棲する際には結婚を前提にと思っていたので、普段の会話の中で「そろそろ結婚するかぁ」と伝えました。 すると奥さんは拍子抜けした様子で「思ってたんと違う!!!」と言ったのだそう。 2人の関係性が見え隠れする、素敵なプロポーズですね。 めぐみさんはSNS投稿の中で「トランスジェンダーもその人の特徴のひとつ、くらいになればいい」と語っています。 まだ自身がトランスジェンダーという自覚のなかった学生時代のめぐみさんに、友人が会話の中で『性別はその人を表すただの記号』と言い表した言葉が妙に記憶に残り、納得したといいます。 そして年を重ね令和になり、セクシャルマイノリティーだけでなく生き方の多様性が認められる世の中になってきている今「これから自分はどう生きたいのか?」と真剣に考えたのだそうです。 考えた末、自分自身が『女性として、もしくは男性として』生きなくてはと考えるあまり、自分という人間を【型】にはめ込もうとしていたと気づきます。