【マラソン】名古屋ウィメンズに細田あい、鈴木亜由子ら 22年世界女王も参戦 パリ五輪代表が決まる最終決戦
パリ五輪の最終選考となる名古屋ウィメンズマラソン2024の出場選手が15日、発表されました。 【画像】日本記録を更新した前田穂南選手はレジェンド野口みずきさんと握手 国内招待選手には、細田あい選手(エディオン)や21年東京五輪代表の鈴木亜由子選手(JP日本郵政G)、去年の世界選手権代表の加世田梨花選手(ダイハツ)、安藤友香選手(ワコール)ら2時間21分台の記録を持つ選手たちが名を連ねました。 パリ五輪代表の3つの出場枠は、昨秋のMGCで優勝した鈴木優花選手(第一生命G)と、2位に入った一山麻緒選手(資生堂)がすでに決定。残り1枠は、1月の大阪と3月の名古屋の2大会で「2時間21分41秒」の設定タイムを超えた最速選手に決まります。 現在、前田穂南選手(天満屋)が先月28日に行われた大阪国際女子マラソンで19年ぶりに日本記録を更新する2時間18分59秒をマーク。五輪出場に最も近い場所に立ち、名古屋でパリ五輪代表の座をつかむためには日本記録超えが必須となりました。 また海外勢では、エチオピアのゴティトム・ゲブレシラシエ選手が参戦。2時間18分11秒の自己記録は出場選手トップで、22年世界選手権の金メダリストです。 過去2大会はケニアの選手が日本記録を大きく超えるタイムで優勝。2020年大会では一山麻緒選手が当時の国内最速タイムである2時間20分29秒の記録しています。パリの切符が決まる最終決戦は、どんな結末を迎えるのでしょうか。 ▽過去5年の優勝者 23年 2:18:08 ルース・チェプンゲティッチ(ケニア) 22年 2:17:18 ルース・チェプンゲティッチ(ケニア) 21年 2:21:51 松田瑞生(ダイハツ) 20年 2:20:29 一山麻緒(当時ワコール) 19年 2:22:25 ヘラリア・ジョハネス(ナミビア)