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（撮影＝中村彰男）

読者モデル綿貫尚子さん（57歳）の「いつもの着こなし」

人気スタイリスト、石田純子さんの連載『石田純子のおしゃれ塾』。大人の女性たちに向け、流行を取り入れつつ上品なおしゃれのポイントを指南します。今回はジレの取り入れ方について。読者モデルの綿貫さん（57歳）は「ジレを買ったものの着こなし方がわからない」とのことですが――。（撮影=中村彰男　文=神素子　ヘアメイク=木下優） 【写真】春らしいイエローカラーのジレ。体形カバーに役立つのは「袖なしジャケット」 * * * * * * * ◆流行のジレ、私にも着られる? 自宅でエステをしていたのですが、コロナ禍で休業に追い込まれました。 急に暇になり人とも会わなくなって不安に襲われることもありましたが、少しずつ「このペースが自分に合っている」と思えるように。 いまは定年退職した夫や13歳のトイプードルの犬友と散歩する穏やかな時間が幸せです。 自粛期間に髪が伸び、着るものも変わったので、おしゃれを楽しもうとジレを買ったのですが、着こなし方がわからず困っています。どんな服に合わせればいいでしょうか?

レース刺繍ジレ￥46,200、ブラウス￥39,600／ともにレキップスカート￥14,190／セモアイヤリング￥6,300、バング￥7,350／ともにアビステバッグ￥42,900／リパーニ（エス・アイ・エム）ソックス￥1,430／タビオレースアップシューズ￥26,400／卑弥呼

◆薄手の服が増える季節こそ1枚のジレがありがたい ジレとはフランス語でベストのこと。 数年前からの人気は継続中で、『婦人公論』世代にも「着てみたい」と思う人が増えています。 でもみなさん、「うまく着られる自信がない」と一歩を踏み出せないようです。 それはもったいない。 ジレを1枚羽織るだけでおしゃれ感がアップしますし、流行のロング丈のものなら、気になるお腹やヒップをきれいにカバー。 薄着の季節こそ、ジレはありがたい存在になるのです。

◆大人世代はカッチリではなくサラリと着こなそう 体形カバーに役立つのは、「袖なしジャケット」タイプ。 ハリのある生地が体の線を隠してくれますし、前を開けて着ることでアルファベットの「I」のラインが生まれ、縦長に見せてくれるのです。 インナーはカットソーや柔らかめのブラウスを選び、カッチリしすぎないよう意識しましょう。

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オフホワイトニットジレ￥41,800／タバサ（パパス）ワンピース￥21,890／ドゥクラッセイヤリング￥4,860、ブローチ￥8,800／ともにアビステバッグ￥41,800／リパーニ（エス・アイ・エム）サンダル￥23,980／マッキントッシュフィロソフィー（モーダ・クレア）

後ろが長くなっているので、気になるヒップもカバー

婦人公論.jp

◆カジュアルに楽しむなら、薄手やニットタイプを選んで もっとカジュアルにジレを楽しみたいなら、薄手のジレや、ニットタイプを選ぶといいですね。 スカートに合わせる場合には、広がりすぎないデザインがいいでしょう。 柄ものと合わせるときは、ジレの色と柄の中にある色を選ぶとまとまりが生まれます。 とにかく大事なのは、ジレに慣れること。まずは着て、慣れていきましょう。 ◆◆読者モデル・綿貫さん変身後のコメント 撮影があまりに楽しくて、笑いすぎてしまいました（笑）。いろんなジレを着させてもらい、「私でも大丈夫そう」と思えるようになりました。夏はTシャツの上に羽織りたいな ※記事内の商品価格はすべて税込です ※商品によっては在庫がなく、ご用意できない場合もあります （撮影=中村彰男）