ハワイ旅行で余った米ドル、硬貨は両替できませんでした。もう日本円に換えることはできないのですか?
両替以外に余った外国硬貨の使い道
両替や電子マネーへの交換以外にも、余った外国硬貨の使い道を紹介します。 ■次回の旅行まで保管しておく 旅行などで同じ国へ再訪する予定がある場合、硬貨も含め外貨をそのまま保管しておくことが一番でしょう。両替にかかる手数料や手間も必要なくなります。 ■募金する 余った外国硬貨は募金してしまうのも1つの方法です。 例えば、ユニセフでは「外国コイン募金」を実施しており、下記の空港や店舗に「外国コイン募金箱」を設置しています。 ●国内の主要な国際空港(成田、羽田、関西、中部、福岡、新千歳、仙台、広島)の税関検査場内(スーツケースなど機内に預けた荷物を受け取るターンテーブルがあるホール) ●三井住友銀行、JTBグループ、毎日新聞社(一部、取扱いのない支店などもあります) ■プレゼントする 知り合いや友達などに、余った外貨をプレゼントしてしまうのも手です。まとまった紙幣であれば、近々海外旅行などの予定がある相手に両替してもらうのも良いですが、余った硬貨などであれば、ちょっとした贈り物としてプレゼントしてみると、きっと喜んでもらえるでしょう。
外貨が余らないように工夫することも大切
また、そもそも外貨が余らないようにすることも大切です。 日本円から外貨への両替は必要最小限にとどめておき、帰国前にお土産などを買う際、まず現金で支払い、足りない分をクレジットカードで支払うようにします。このようにしておけば、外貨を余さず使い切ってしまうことができ、すっきりするでしょう。
まとめ
外貨を日本円に両替する際は手数料や手間がかかり、硬貨では両替する手段も限られてしまいます。そのため、海外に行く機会の多い人ならば、余った外貨は次回までそのまま持っておくのが一番現実的な方法かと思います。 一方で、あまり海外に行く機会のない人であれば、電子マネーなどへの交換や募金といった使い道が考えられます。同時に、日本円から外貨への両替を必要最小限にとどめておくなど、まず外貨が余らないように工夫することも心掛けておきましょう。 出典 ポケットチェンジ ユニセフ 外国コイン募金 執筆者:小山英斗 CFP(日本FP協会認定会員)
ファイナンシャルフィールド編集部