櫻坂46松田里奈・遠藤理子に聞く、10thシングルまでの成長「もう泣きません」 卒業の上村莉菜・齋藤冬優花への思いも
■一期生・上村莉菜、齋藤冬優花の卒業への思い
――今回のシングルをもって、一期生の上村莉菜さん、齋藤冬優花さんが卒業を発表しました。お2人にはどんな思いがありますか。 松田:悲しい、寂しい、辞めないでとまず思いました。いつか卒業するタイミングは来るので、分かっていることではあるんですけど、いざ本人の口から聞いてしまうと、寂しすぎて。加入当初から二期生のことも三期生のことも気にかけてくださっていた先輩なので、今も寂しい気持ちでいっぱいです。これからも会えなくなるわけじゃないですけど、残りの時間をしっかり思い出に残していきたいと思います。 遠藤:私はBACKSでたくさん関わらせていただいて、お2人とも偉大な先輩すぎて。冬優花さんはレッスンでいろいろと注意してくださったり、率先して声をかけてくださったりしますし、上村さんはすごく三期生に寄り添ってくださる先輩なので、寂しさも不安もあります。でもこれからの櫻坂46を安心して見守っていただけるように、私も残りの時間でお2人から吸収して頑張りたいです。 ――上村さんは三期生とよく連絡を取っているそうですね。 遠藤:そうなんです。MV撮影の日にも「頑張ってね」と連絡をくださったりして、すごく精神的に支えられています。だからこれからすごく寂しいです。 ――お2人との印象的な思い出はありますか。 松田:私たち二期生が加入した頃、緊張で一期生さんに話しかけることができなかったんですけど、そんななか上村さんからよく話しかけてくださって、すごく救われたのを覚えています。皆さんが呼んでくださっている「まつり」っていう愛称も、冬優花さんが付けてくださったんです。 遠藤:私は上村さんと、よく一緒にお出かけさせていただいて。BACKSライブが終わった後には、数人で集まって打ち上げみたいな感じで、ライブ映像を一緒に観たりしたこともありました。本当にいろんなことをして、思い出に残っています。 ――来月には「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」を控えていて、グループは5年目に入ります。卒業もあり、新メンバーの加入も予定されているなど、大きな変化もありますが、最後にキャプテンの松田さんに今後の意気込みを聞かせてください。 松田:先輩が卒業されたり、四期生が入ってきたりっていう変化もありますが、「櫻坂46から目を離したくない」と思っていただけるようなグループをしっかり作っていきたいです。これからもファンの方に楽しんでいただいて、皆さんのそばで力を与えられる存在でありたいと思います。 (取材・文:堀タツヤ 写真:松林満美)