パトリック・ベバリーが元指揮官から謝罪される…「ラスベガスでコーチ・ハムに会ったんだ」
2022年6月にロサンゼルス・レイカーズに指揮官として入団し、2シーズンにわたってチームを率いたダービン・ハム。シーズン終了後にレイカーズからは解雇され、2018-19シーズンからアシスタントコーチとして4年間在籍していたミルウォーキー・バックスに戻ることとなった。 2022-23シーズンの途中までレイカーズで共闘していたパトリック・ベバリーは、自身のポッドキャスト『Pat Bev Pod』でハム元HC(ヘッドコーチ)とラスベガスで遭遇したことを明かし、本人からロッカールームでのいくつかの出来事について謝罪を受けたという。 「ラスベガスでギャンブルをしてたら、コーチ・ハムが通りすぎるのを見たんだ。レイカーズを退団して以来、個人的なレベルでは彼に会っていなかったんだけど。そしたらコーチ・ハムがこっちに近づいてきて、『5分もらえないか? パット(ベバリーの愛称)に謝りたいんだ』って雰囲気でさ」 「そしたらさ、彼は『パット(ベバリーの愛称)、君が正しかった。もっと練習する必要があるし、もっとやらなきゃいけないことがある。才能だけでは勝てない』って言ってきたんだ」 ハムがレイカーズに来た当時、ロスターにはレブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、ラッセル・ウェストブルックというスタープレーヤーが揃っており、ベバリーによると彼らの意見を最重要視していた模様。「彼は1年目のコーチとして多くを抱えていた。パトリック・ベバリーの言うことなんか聞かないさ」と、ベバリーは自虐気味に当時を振り返った。 2022-23シーズンはカンファレンス・ファイナルまで勝ち進んだレイカーズだったが、昨シーズンはプレーオフ1回戦敗退でシーズンを終え、チームメンバーとの確執も噂されていたハム元HCの退任は濃厚に。実際にレイカーズからは離れる結果となり、練習の少なさを忠告していたベバリーの意図を身に染みて感じているのかもしれない。
BASKETBALL KING