190cm超えが当たり前の現代GKは大きすぎる? 名手ブッフォンがゴールを大きくしてはどうかと驚きの提案
現代のGKは身長がかなり高くなっている
昨年限りで現役を退いた元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンは、192cmのサイズを誇る。1990年代では高い方に分類されたかもしれないが、現在は200cm近いGKも珍しい時代ではない。192cmでもGKとしては平均的だろうか。 伊『TuutoSport』によると、ブッフォンも現代のGKが全体的に大きくなっているところに注目しており、もう少しゴールのサイズを大きくするのはどうかと驚きの提案をしている。 「ゴールポストのサイズは1875年に決まったんだ。おそらく当時の人たちには大きすぎただろう。ただ、今何人かのアスリートやGKを見ていると、それを考える時かもしれない。バレーボールでもネットの高さについて議論しているというからね。もちろんそれは私が決めることではないが、GKのサイズが大きくなっているのは事実だ。同時にフィールドプレイヤーはもっとスピードが速くなり、予測不可能だ。シュートもより強いボールを打つようにはなった。それでも、遠くから見て200cmのゴールキーパーからゴールを決めるのはずっと難しいよ」 ブッフォンは昔の方がゴールは決めやすかったと考えているようだが、時代と共にゴールのサイズも見直していくべきなのだろうか。ゲームバランスを乱してしまう可能性もあるが、現代のGKに大きな選手が増えているのは確かだ。
構成/ザ・ワールド編集部