国学院久我山がセンバツ初勝利 粘る有田工を振り切る
第94回選抜高校野球大会は第4日の22日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦が行われ、11年ぶり4回目出場の国学院久我山(東京)が春の甲子園初出場の有田工(佐賀)に4-2で勝ち、センバツ初勝利を挙げた。東京勢は甲子園で春夏通算310勝となった。国学院久我山は第7日(25日)第3試合の2回戦で高知と対戦する。 【熱戦を写真特集で】国学院久我山vs有田工 ◇国学院久我山、先発・成田が粘投 国学院久我山は一回に大野の適時打で1点先取すると、三回は成田、六回に斎藤、七回に成田と着実に適時打を重ねて加点した。先発の成田は球を低めに集めて要所を締め、2失点で完投した。有田工は先発の塚本が点を与えても大崩れせず、打線も四回と八回に上原の適時打で1点ずつ返したものの、及ばなかった。 ◇有田工・梅崎信司監督 うちらしい粘りのある試合はできたが、勝負どころで相手の打力が上回った。相手の成田投手は直球に球速表示以上のキレがあった。上原は好機で打って主将としての意地を見せてくれた。 ◇全31試合をライブ中継 公式サイト「センバツLIVE!」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2022)では大会期間中、全31試合を動画中継します。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/hsb_spring/)でも展開します。