コスパ最高、原付ミニカー「mibot」が早くも人気! 国産車として令和のスーパーカブになれるか?
ミボットの仕様や納車スケジュールは?
KGモーターズは、日本国内におけるクルマでの移動距離の約7割が“10km未満”であることや、乗車人員の約7割が“1人”であることなどに着目※。それらをヒントに短距離移動に特化したミボットを開発している。 ※出典:国土交通省「超小型モビリティの取組について」 ミボットのエクステリアは丸目2灯のヘッドライトを採用し、レトロな雰囲気が漂う。フレームが前後対称という点もユニーク。ボディカラーはイエロー、ブルー、ホワイトの3色を用意(別カラーが追加される可能性あり)している。インテリアは1人乗りゆえステアリングが中央に、ディスプレイモニターがその左側に配置されている。両サイドにドアがあるのも新鮮だ。またルーフはガラス製で透明であるため、閉塞感を緩和するのに一役買っている。 快適性を追求したという車内には、シートヒーターやエアコンが搭載されているのも嬉しいところ。荷室は45kgまで積載可能で、18Lの灯油タンクを2つ並べられるスペースを確保。食材や日用品などを載せるには十分なスペースだろう。充電は家庭用のAC100V電源で約5時間で満充電でき、航続距離は100kmだ。 これからの時代に必要な1人乗りの超小型モビリティを、できるだけ安価で、使いやすくすることを考えて開発されたことが伝わってくる仕様ではないだろうか。 ミボットの実際の乗り心地が気になるところだが、KGモーターズの発表では2025年1月以降に予約者の中からモニターを選定し、試乗会を実施していくという。 現在(8月30日時点)も予約は可能で、先行生産される300台は2025年12月ころから広島と東京エリアを優先して順次納車される。国内の工場で本格的な量産体制に移行した後は、2026年5月から全国に3,000台のミボットが納車される予定だ。 KGモーターズCEOの楠一成氏は「将来的には年間10万台規模の生産を目指し、国産車であるミボットをホンダのスーパーカブのように、グローバルで長く愛されるモデルを目指したい」とコメントしている。 SPECIFICATIONS KGモーターズ ミボット|KG Motors mibot ボディサイズ:全長2,490×全幅1,130×全高1,465mm 車重:430kg 規格:第一種原動機付自転車 最高速度:60km/h 航続距離:100km 充電規格:AC100V 満充電時間: 5時間 乗車定員:1名 価格:税込み100万円
文=KURU KURA編集部
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