若手選手の退団が続くリヴァプール、スロット監督「5~6分のプレーに満足しないのであれば…」今後も複数人の選手が売却の可能性
リヴァプールのアルネ・スロット監督が、若手選手の退団について自身の見解を示した。 現地時間23日、スロット監督はプレミアリーグ第2節ブレントフォード戦を前にした記者会見に出席し、今夏の移籍市場での動きについて答えた。今夏、未だに補強のないリヴァプールだが、人員整理は進めており、若手選手がチームを旅立ち始めている。 【動画|イプスウィッチ vs リヴァプール】プレミアリーグ第1節 ショートハイライト 昨シーズン限りで、ジョエル・マティプ、チアゴ・アルカンタラ、アドリアンが契約満了に伴い退団した他、ファビオ・カルバーリョとセップ・ファン・デン・べルフがブレントフォードに、ボビー・クラークがザルツブルクへ完全移籍している。またカルヴィン・ラムジー、リース・ウィリアムズがレンタル移籍でチームを離れている。 記者団からここ10日間で複数人の若手選手が退団したことについて問われたスロット監督は次のように答えた。 「若い選手が成長したいのであれば、プレーしなければならない。試合に出場しているか、していないかにかかわらず、ポジション争いはある。チームには若手選手がたくさん所属しているし、その中にはトレイ・ナイオニも一緒にプレーしている。このクラブは常に若い選手を育てているんだ」 「若手選手にとって、(フィルジル)ファン・ダイクやモハメド・サラーが自分と同じポジションにいる場合は、移籍しなければならないこともある。彼らがプレーしたいと感じていて、プレミアリーグでの5~6分のプレーに満足しないのであれば、どこか他の場所で成長させなければならない」 実際に今夏退団したファン・デン・べルフもブレントフォードの入団会見の際に「できるだけ多くの試合に出場することが、ここに来た目的だ」と語り、ファビオ・カルバーリョも「一貫してプレーしている時の方が、良いプレーができる」と、定期的な出場機会を得るための移籍であることを明らかにしている。 また上記の3人にとどまらず、ステファン・バイチェティッチ、タイラー・モートン、ジェイムズ・マッコネル、ケイド・ゴードン、ベン・ベークらが、チームを離れることが予想されている。バイチェティッチに関しては、現在古巣のセルタがレンタルでの獲得を目指していると報じられている。
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