「ゴールにしてくださいよ」小野伸二が物議を醸した“細谷の1ミリ”に本音「腑に落ちたくない」【パリ五輪】
「入っていたら、また展開は変わっていた」
小さくない物議を醸した判定に、見解を示した。 56年ぶりのメダル獲得を目ざしてパリ五輪に挑んだU-23日本代表は、グループステージを3連勝で首位通過したものの、準々決勝でスペインに0-3で敗北。ベスト8で大会を去った。 【画像】まさかのゴール取り消し!「細谷の1ミリ」と評されたオフサイド この一戦で小さくない反響を呼んだのが、日本のゴ―ル取り消しだった。0-1で迎えた40分、ボックス内でボールを受けた細谷真大が見事な反転からのシュートでネットを揺らしたものの、VARチェックの末、足の一部がわずかに出ていたとしてオフサイドとなった。 ただ、細谷は相手DFを背負った状態でボールを受けており、パッと見ではどこでオフサイドが取られたのか分からないほど微妙なシーンだったため、SNS上などでは、判定への不満や疑問の声が広がった。 “細谷の1ミリ”として話題となったこの場面について、元日本代表MFの小野伸二氏は8月13日、出演したフジテレビ系列の「生ジャンクSPORTS パリ五輪メダリスト大集結! 浜田も緊急ノープラン渡仏SP」でこうコメントした。 「あれはゴールにしてくださいよと正直思います。でも、ルールというものがあるので仕方ないかなと。入っていたら、また展開は変わっていた」 稀代のファンタジスタは、「ゴールした瞬間は(オフサイドが)見えていないので、『ゴールだ』と思ったんですけど、(足が)出てるなぁと」と続けた。 そして、「小野さんがパスを出して、オフサイドだと言われたら腑に落ちないですか」と質問を受けると、こう本音をこぼしている。 「腑に落ちたくないですよね。アシストにさせてくれと思います(笑)。でもルールなんで、仕方ないかなと」 ルールはルール。でも、受け入れ難い。複雑な心中を吐露した。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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