台湾地震の被災地で救助活動続く-死者数、10人から増える可能性
(ブルームバーグ): 台湾当局によると、1999年以来最悪の地震が発生した台湾東部では、道路が閉鎖され、がれきで立ち往生している数百人に支援物資が届けられている。
救援要員からの最新報告によれば、3日の地震で10人が死亡、1100人以上が負傷。救助隊が一部の地域でがれきを掘り起こし、行方不明者の捜索が続けられているため、死者数はまだ増える可能性があるという。
3日にマグニチュード(M)7.4の地震に見舞われて以後、緊急支援チームは人々が立ち往生しているホテルや教会、小学校にヘリコプターで食料や水などの物資を搬送。
台湾では余震が続いているものの、その強さは弱まっている。現地時間5日午後1時(日本時間同2時)ごろ、台湾東部の花蓮県北東でM5.4の地震が発生し、約160キロ離れた台北のオフィスビルが揺れた。
関連記事:
原題:Taiwan Says Aid Reaching Hundreds of People Stranded by Quake
(c)2024 Bloomberg L.P.
Betty Hou