沖縄の伝統芸能の継承や文化の保護に貢献した個人や団体をたたえる県文化功労者の表彰式が１４日行われました。 今年度の県文化功労者には伝統芸能や伝統工芸などの分野から１つの団体と１４人が選ばれました。 喜如嘉の芭蕉布保存会は国指定無形文化財の保持団体として普及と後継者の育成に取り組んでいます。 ▽喜如嘉の芭蕉布保存会　稲福千代さん： 「芭蕉布の構成は難しいものだから伝承生を育てていくためにどうしたらいいか保存会のみんなで協力して伝承生を育てていきたいと思います」 また、グラフィックデザイナーの岸本一夫さんは長年の創作活動や後継者の育成などが評価されました。 ▽岸本一夫さん： 「毎日の仕事の中、あるいは生活の中でちょっとしたこと、あるいは自分が今まで見ていなかったこと、それをしっかり見て絶えず挑戦して、そこから新しい表現をすることだと思います」 受賞者は伝統文化の継承や発展に向け、これからも力を尽くしたいと意気込んでいました。