「サンマの食べ方で、イッキに興ざめ!」だって? オジサンの意外な落とし穴は食事のマナーにあった。
食べ方が汚いって致命的にダサい……
ビジネス相手との会食や、気になるあの子とのデート。食事は人と人が関係を築くためのコミュニーケーションの場でもあります。 「おいおい、自分が良ければそれでいいのかよ!」電車で見かける、自己中の厄介オジサンのマナー違反はなくならないのか? コミュニケーションを取るときに相手にわざわざ不快な思いをさせる方は少数派ですよね。食事の場におけるマナーも相手に対して不快な思いをさせないために必要なことなのです。 数ある食事マナーのなかでもわかりやすく人の目を惹きがちなのが、焼き魚の食べ方なのではないでしょうか? 美しく食べきって骨だけになった状態は見ていてなんだか清々しい気分になりますし、逆に皿の上でめちゃくちゃになった残骸を見るとモヤモヤしてしまいます。 最近気づいたことなのですが、綺麗に食べ切る人は食べている最中も無駄な動きなどせず、テキパキとして凛としているんですよね。 ということで今回は秋の味覚秋刀魚を例に焼き魚の本当の食べ方を紹介していきます!
秋刀魚には順番があった!
以下が秋刀魚の食べ方の手順です。 (1)中骨に沿って箸を入れる (2)上半分を食べる (3)下半分を食べる (4)中骨を取る (5)裏側の身を食べる この順番で食べていくと綺麗に美味しく頂けます。 また身は少しづつ食べると上品に見えます。下半分を食べると小骨や腑がありますが、これらは皿の奥にまとめておくことがマナーです。 取った中骨も皿の手前ではなく奥に置くことです。 ひっくり返して食べるのはNGですよ!
そのほかの細かいマナー
まず秋刀魚を含め焼き魚は頭を左におきましょう。これは食べやすくするための工夫でもあります。 付け合わせとしてかぼすや大根おろしが添えられていることがありますよね。 かぼすは身に直接かけて大丈夫ですが、醤油は直接かけず大根おろしにかけて食べるのがマナーです。 絞ったあとのかぼすも小骨のそばにまとめて置いておくと、綺麗に見えます。 いかがでしたでしょうか? 秋刀魚の正しい食べ方の紹介でした。美しくスマートな食事作法を持っている方はそれだけでカッコ良く見えますよ! TEXT: FORZA STYLE PHOTO:Getty Images