自賠責保険に加入せず電動キックボードなどで走行か 男性2人を書類送検
ことし6月から7月にかけて、茅ヶ崎市内の公道を自賠責保険に加入していない電動キックボードなどで走行したとして、神奈川県警は50代と30代の男性2人を書類送検しました。 自動車損害賠償保障法違反の疑いで書類送検されたのは、50代の会社員の男性と、30代のフィットネストレーナーの男性のあわせて2人です。 神奈川県警によりますと、男性会社員は電動キックボードをインターネットで購入しましたがウィンカーなどの装備はついておらず、保安基準を満たしていなかったということで県警の調べに対し「おもちゃという認識だった」と話しているということです。 また、フィットネストレーナーの男性もことし7月、自賠責保険に入らずペダル付き原動機付自転車で茅ヶ崎市内を走行した疑いで25日書類送検されました。 県警は、電動キックボードの普及にともない、ことし4月から「小型モビリティ取締班」を設置し、パトロールを強化しています。 県警のまとめによりますと、先月、電動キックボードなどの特定小型原動機付自転車の取締り件数は82件で、去年の同じ月と比べ、3倍近く増えています。 県警は、「電動キックボードなどは保安基準に則った適正な仕様でないと違反になる」と注意を呼びかけています。
tvk
