西日本の香りと食材楽しんで 豪華寝台列車「瑞風」料理人
スイーツの演出はアーティストとコラボして
最後の小山進さんは兵庫県三田市のオーナーパティシェ。「JR西日本から世界が驚くようなデザートをとの要請を受けている」と明かす。「スイーツのしつらえを、地域のアーティストといろいろ話し合いながら工夫し、店舗では味わえないアフタヌーンティの楽しさを提案したい」と、沿線アーティストとのコラボレーションに言及した。 会場には「瑞風」の車両模型が展示され、豪華なインテリアなどが確認できた。「瑞風」は昨年3月引退した「トワイライトエクスプレス」の伝統を受け継ぎ、来春から運行される予定だ。 山陽山陰エリアを周遊する複数のコースを設定。沿線の食材を生かした料理が、より一層の旅愁をかきたててくれそうだ。 (文責・岡村雅之/関西ライター名鑑)