“サンタコス”女性モデル、アメ車のキャデラックでボランティア活動「子どもたちの笑顔が頑張る力に」
1959年式キャデラック クーペ・デビルが映える
クリスマスに合わせて子どもたちに笑顔を届けようと、アメ車のキャデラックに乗った“サンタさん”が24日、東京・丸の内エリアに登場。サンタ衣装の女性モデルも加わり、子どもたちにミニカーと歯ブラシをプレゼントした。無料の記念撮影にも応じ、ほっこり時間が流れた。 【写真】ミスコンでも注目の的…“サンタさん女性モデル”のすらっとした全身ショット ボランティア活動に取り組んでいるのは、千葉・松戸で特殊車両のレンタルサービスと特殊なコーティングを扱う『ジープカフェ東京』を経営する和田裕之さん。この慈善事業はもう10年になる。 用意したのは、ミニカー300台と歯ブラシ300本。赤と白のカラーリングの1959年式キャデラック クーペ・デビルが、サンタクロースをほうふつとさせる。イルミネーションの街並みに見事に映えた。 サンタクロースにふんした和田さんだけでなく、今回は“助っ人サンタさん”の姿も。すらっとしたクリスマスコスチュームでスマイルを振りまくのは、モデルの岩渕憧呼(あこ)さんだ。 和田さんのクラシックカー撮影にも参加経験があり、「私は、子どもたちや若者に夢を与えたいというモットーを持っているので、今回のボランティア活動にぜひ参加したいと思いました」と理由を語る。 モデルの被写体として撮影会を行うほか、ミスコンにも出場中。「SDGs(持続可能な開発目標)や社会貢献活動にも取り組んでいます」。 道行く家族連れやベビーカー親子に優しい笑顔で声をかけたり、子どもと同じ目線でしゃがみながらプレゼントを手渡した。小さな女の子からは「ありがとう」と感謝の言葉。通りがかった多くの海外旅行客からも注目を集め、ミニカーをもらったオーストラリアの13歳の男の子は「ハッピーな気持ちだよ」と充実した表情を浮かべた。 岩渕さんは「子どもたちが喜んでくれてうれしいですし、子どもたちの笑顔が頑張る力になります。キャデラックもめちゃくちゃかっこよくて、車に興味を持つきっかけになれば。コロナ禍でこうした触れ合いがなかなかできない時期もあり、多くの人と直接交流する機会は、私にとっても貴重で、感慨深い思いもあります」と実感を込めた。 プレゼント活動は、クリスマス当日の25日も、和田さんと岩渕さんが参加して行われる予定。
ENCOUNT編集部/クロスメディアチーム