前軍総司令官を駐英大使へ ゼレンスキー氏承認
【キーウ共同】ウクライナ外務省は7日、解任されたザルジニー前軍総司令官を駐英大使とする方針を発表した。ゼレンスキー大統領が承認した。英側に文書を送付したという。欧米からの軍事支援に頼るウクライナにとって、駐英大使は重要ポスト。ザルジニー氏は国民の人気が高く、解任で懸念された不満の拡大を抑える狙いもある。 ウクライナ軍は昨年の反転攻勢で失速。ゼレンスキー氏は今年2月、不和が指摘されていたザルジニー氏を解任し、軍の戦略を見直す考えを表明していた。後任には陸軍司令官だったシルスキー氏を登用した。