行楽シーズン“うんざり渋滞”を回避するキーワード「分散」「キープ」
NEXCO(東日本、中日本、西日本高速道路)では、こうした高速道路の分散利用の呼びかけを、2005(平成17)年から行っている。分散利用は実際に効果があるという。2017年のゴールデンウイークの例でみると、東名の上り線、大和トンネル付近での5月6日の渋滞は、予測では「25キロ」だったのに対し、実際は「10キロ」で済んだ。ピーク予想の6日午後4時から、同日の午前中に交通量が分散化された結果だと見ている。ある意味、渋滞予測が外れた格好にもなったが、山本氏は「渋滞予測は渋滞回避のために出しているので、むしろ良い結果」と笑った。 渋滞を回避するには、事前の運転計画も重要だ。日ごと・時間ごとの渋滞予測を高速道路のマップ上で紹介する「渋滞予測・おでかけガイド 2019冬」や、リアルタイムの渋滞情報や事故情報を案内する「目で見るハイウェイテレフォン」で、どの路線でどんな時間帯を避ければ良いか確認できる。 ※2018年8月掲載記事を一部更新して再録しました。
《渋滞関連サイト》 ・渋滞予測・おでかけガイド 2019冬(中日本高速道路) ・目で見るハイウェイテレホン(中日本高速道路)