F1とLVMH、10年間1,500億円の巨額契約を締結した理由とは?ルイ・ヴィトンやモエ・シャンドン、タグ・ホイヤーがF1限定品やホスピタリティでラグジュアリーに彩る!
F1と『LVMH』グループは、2025年からの10年間にわたる大規模な契約を発表した。この契約の総額は1,490億円(10億ドル)に達すると言われており、驚異的なものとなった。 ■F1とLVMH 両者の関係は、F1のオーナーであるリバティ・メディアが主催した2023年のF1ラスベガスGPにおいて、『LVMH』グループがスポンサーとして参加したことにより、一層強化された。 2025年以降、『LVMH』グループのブランドは、ホスピタリティやアクティベーション、限定商品などを通じて関与し、サーキット内外での存在感を高めることが期待されている。 ■F1とルイ・ヴィトン 『ルイ・ヴィトン』は、2021年からF1モナコGPのために特別に製作された優勝トロフィー用の公式トロフィーケースを提供し、注目を集めている。 ■F1とモエ・エ・シャンドン F1のシャンパンファイトの象徴とも言える『モエ・エ・シャンドン』は、1986年頃から1999年まで、そして2020年にもF1公式シャンパンとして表彰台を彩った。 ■F1とタグ・ホイヤー 時計ブランドの『タグ・ホイヤー』は、F1の公式タイムキーピングパートナーとしての役割を果たすことになり、これにより『ロレックス』との12年間の提携は終了することとなった。 ■LVMHのF1スポンサー金額は? 『マム』がF1の公式シャンパンとして支払っていた金額は年間500万ユーロ(約6億4,000万円)、『ロレックス』は年間5,000万ドル(約74億円)を支出していたと報じられている。 今回、『LVMH』グループは年間1億ドル(約150億円)、10年契約で10億ドル(約1,500億円)に達するとの情報があり、大規模な契約となった。 『LVMH』グループがこのような大規模な契約を結んだ背景には、高齢化が進んでいたF1ファン層が、Netflixの番組を通じてアメリカの若者を中心にF1人気が世界的に高まったことが影響している。
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