高齢者の事故防止を 反射材付きチラシ贈呈 保険会社で構成する団体
チバテレ(千葉テレビ放送)
千葉県内の交通事故で亡くなる人の約半数を占める高齢者の事故を防ごうと、保険会社で構成する団体が11月20日、県に反射材付きの啓発チラシを寄贈しました。 県庁では20日、贈呈式が行われ、日本損害保険協会千葉損保会の垣谷直人会長から県の担当者に目録が手渡されました。 贈呈されたのは、交通事故で亡くなる高齢者が多いことを受けて協会が作成したチラシ6000部で、高齢者への注意事項が記されているほか、暗闇で光る反射材も付いています。 千葉損保会の垣谷会長は、「日の入り時間が早いこの時期こそ、反射材を活用してほしい」と呼びかけていました。 チラシは、12月10日から始まる冬の交通安全運動で配布される予定です。 県によりますと、県内では2024年に入ってから11月19日までに交通事故で亡くなった人が114人と全国3番目の多さで、このうち高齢者は2023年の同じ時期より6人多い59人に上っています。
チバテレ(千葉テレビ放送)