JP日本郵政Gが女王奪還 デッドヒートを制した太田琴菜「すごい苦しかったです」 ケガから復帰の廣中璃梨佳も笑顔
◇第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)〈24日、松島町文化観光交流館前~弘進ゴム アスリートパーク仙台 全6区間=42.195キロ〉 【画像】優勝のフィニッシュテープを切る太田琴菜選手 実業団の女子駅伝日本一を決めるクイーンズ駅伝は、JP日本郵政グループが優勝を果たしました。 1区の菅田雅香選手、2区の牛佳慧選手が区間上位でレースを展開すると、3区はケガから復帰し、今季初レースとなる廣中璃梨佳選手。「同年代の菅田選手と牛選手が持ってきてくれた流れを、後半区間に流れを自分が変えるんだという気持ちで走り抜いて、結果耐えるレースとはなったのですが、後半はカロライン選手に自信もって欲しいなという思いで最後まで走り切りました」と、トップと3秒差の2位でカロライン選手へタスキをつなぎます。
4区のカロライン選手でついにトップに立つと、5区は大黒柱の鈴木亜由子選手。積水化学の新谷仁美選手に22秒差を追いつかれますが、粘りの走りでトップは譲らず。1秒先に最終走者の太田琴菜選手へタスキを渡します。 6区の太田選手は、積水化学の森智香子選手とデッドヒート。「すごい苦しかったです」と語りますが、終盤にじわじわと差を広げてトップでゴール。「5区の鈴木選手がラストの直線ですごい勢いで来てくれて、行け!という風に渡してくれたのでその勢いを力に変えて最後までがんばることができました」と振り返りました。 【JP日本郵政グループ】 優勝タイム 2時間13分54秒 1区(7.0キロ) 菅田雅香 21分51秒 区間3位 2区(4.2キロ) 牛佳慧 13分08秒 区間2位※区間新 3区(10.6キロ) 廣中璃梨佳 33分33秒 区間2位 4区(3.6キロ) カリバ カロライン 11分13秒 区間3位 5区(10.0キロ) 鈴木亜由子 33分07秒 区間4位 6区(6.795キロ) 太田琴菜 21分02秒 区間1位