日鉄社長「米国内で理解浸透の手応えある」USスチール買収めぐり
アメリカの製鉄大手USスチール買収をめぐり、日本製鉄の今井正社長は「アメリカ国内でも理解が浸透している手応えがある」と期待感を示しました。 日本製鉄のUSスチール買収をめぐっては、アメリカ大統領選候補のハリス副大統領とトランプ前大統領、ともに反対の立場を示していますが、大統領選まで1週間を切る中、買収交渉の行方が注目されています。 こうした中、日本製鉄の今井正社長は31日、メディアの取材に対し、USスチールの買収について「大統領選挙をにらみながら、行政と当局の審査が年内に結論が出ると認識している」とした上で、「アメリカ国内でも、我々のディールに対するポジティブな理解が浸透している手応えはあるので、良い答えが頂けることを期待している」と述べました。