沖縄で預貯金詐欺が相次ぐ、2週間で17件 「医療費」「キャッシュカード使えなくなる」語り 総額930万円の被害
県警は29日、特殊詐欺(預貯金詐欺)事件が相次いで発生したと発表した。15日から29日の約2週間に県内で認知された還付金・預貯金詐欺被害は計17件、被害総額は約930万円に上る。 県警によると、29日に役所職員をかたる男から宜野湾市内の70代女性宅に「医療費の払い戻しがある。12月からキャッシュカードが新しくなり使えなくなる」などと電話があった。その後、金融機関職員をかたる男が女性宅を訪れ、女性から暗証番号を聞き出しキャッシュカードをだまし取ったという。女性の口座からは現金100万円が引き出された。 27日には公的機関の職員をかたる男らが、無職の80代女性=那覇市=からキャッシュカードをだまし取る事件が発生した。
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