井上尚弥がPFP1位から陥落 1位奪還から10日で2位に…最高権威「リング」誌が発表 史上初ヘビー級4団体統一のウシクが1位に
最も権威があるとされる米国のボクシング専門誌「ザ・リング」が19日(日本時間20日)、全階級を通じたランキング「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」の最新版を発表。9日発表のランキングで1年9カ月ぶりに1位に返り咲いた井上尚弥(31)=大橋=が2位に後退。18日に史上初の4団体世界ヘビー級統一王者となったオレクサンドル・ウシク(37)=ウクライナ=が3位から1位に浮上した。前回2位の現3団体統一世界ウエルター級王者テレンス・クロフォード(36)=米国=が3位となった。 ウシクはWBC王者のタイソン・フューリーとの統一戦で序盤の劣勢を終盤のラッシュで挽回。ダウンも奪い、判定2-1で勝利。ヘビー級史上初の4団体統一を成し遂げ、史上3人目の2階級での4団体統一王者となった。 1位から10位のランキングは次の通り。 ①オレクサンドル・ウシク(ウクライナ) ②井上尚弥(大橋) ③テレンス・クロフォード(米国) ④カネロ・アルバレス(メキシコ) ⑤アルトゥール・ベテルビエフ(ロシア) ⑥ドミトリー・ビボル(ロシア) ⑦エロール・スペンス・ジュニア(米国) ⑧ガーボンタ・デービス(米国) ⑨ジェシー・ロドリゲス(米国) ⑩中谷潤人(M・T)