消防学校で卒業式 新人消防士が半年間の訓練の成果を披露 新たな一歩を踏み出す(島根・松江市)
山陰中央テレビ
松江市の島根県消防学校で卒業式が行われ、約半年間の訓練を終えた新人消防士がその成果を披露しました。 島根県消防学校・中島渡校長: 「64期生37名の皆さん、卒業おめでとう」 松江市の島根県消防学校、県内9つの消防本部にこの春に採用された新人消防士37人が11月21日卒業を迎えたました。これまで約半年間、寮生活を送りながら、消防士として必要な技能や知識などを身につけるため、訓練を積んできました。 卒業生代表・松江市消防本部 増田雄帆さん: 「これから先、今まで以上の苦難や壁に突き当たることと思いますが、支えてくれた方々への感謝が心の支えとなることで、乗り越えていけると確信しています」 式に先立って、披露されたのが…。 消防関係者や家族に訓練の成果を示す「卒業展示」です。 火災で建物に残された人の救助や、交通事故を想定した救護活動を披露。 さらに…。 隊員: 「放水始め」 岡本楓賀アナウンサー: 「火が付いた建物へ、懸命な消火活動が行われています」 装備をあわせると重さ20キロの防火服を身に着け、実際の現場さながらの消火活動です。 卒業生: 「色々大変なことがあったんですけど、皆と乗り越えてきたおかげで、この日を迎えられているので、達成感が1番大きいです」 「女性らしい消防士になりたくて、女性の傷病者であったり、女性にしかできない仕事もたくさんあるので、その辺で活躍していきたいです」 卒業生は、それぞれ所属する消防本部に戻り、11月22日から消防士として、新たな一歩を踏み出します。
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