松井秀喜氏「存在の大きさ、選手としての素晴らしさ、私の成績と比べる必要全くない」最多本塁打記録を超える大谷へエール
米野球殿堂博物館は20日(日本時間21日)、ニューヨーク州クーパーズタウンにある同博物館が来年7月25日(同26日)から開催する「野球とベースボール 太平洋を越えた日米の野球交流」の企画展に先立って、ヤンキースタジアムで記者会見を行った。出席したMLB通算175本塁打の松井秀喜氏(ヤンキース特別アドバイザー)が、日本人最多本塁打記録に並んだドジャース大谷翔平外野手について語った。 【動画】ついに出た!大谷翔平、日本人メジャー最多の通算176号は豪快!! ―松井さんの記録に、大谷選手が並び、そして、超えようとしている。 「あんまり何も感じないですね。やっぱり彼の存在の大きさ、また、選手としての素晴らしさ、私の成績と比べる必要は全くないと思います」 ―記録がかかる打席でのメンタルの難しさは。 「正直言ってないですね。なぜかというと、試合中に自分の記録を考えながらプレーすることはないからです。試合中はいつも自分のベストを尽くすだけで、記録がかかっているから、難しくなることは私はなかった。試合に臨む気持ちは人それぞれ違うと思いますが、私の場合はただ勝つこと。いいプレーしてチームの勝利に貢献したい。ただそれだけだったので」 ―大谷選手に期待する他の記録は。 「それもないですね。やっぱりファンの皆さんもそれぞれ予想して楽しめばいいと思います。私は、彼がいい状態でいいプレーができることを応援したいので」
報知新聞社