「ものが多くても片づく」置き方のコツ3つ。生活感はとにかく目隠し、40代・5人家族の工夫
子どもがいても、好きなものに囲まれていても「いつでもすっきり見える」片づけ方法がありました。ここでは、3人の娘と夫の5人家族でもきれいな部屋をキープする整理収納アドバイザー・岡本あつみさん(47歳)のお部屋をご紹介。心地よく暮らせる「ものの置き方」を教えてもらいました。 【画像】岡本さん宅の間取り図
5人家族でも工夫次第でいつでも人が呼べる!
本やグリーン、アート、民芸品…と、大好きなものに囲まれながら、家族5人の暮らしを楽しんでいる岡本あつみさん。 「整理収納アドバイザーのなかでは、ものが多い方かもしれません。でも、家の中で“なんとなく”置いているものはひとつもないんです」と言います。 すべて愛着のあるものだからこそ、すてきに見えるように置き方を工夫。 「同じテイストのものは1か所に集め、空間ごとにトーンを統一すれば、ものが多くてもごちゃつきません」(岡本さん、以下同) 暮らしやすい空間をつくるには、配置や収納を柔軟に組み替えることも大切です。 「使いづらさを感じたときは、絶好の見直しタイミング。手もちのアイテムでも、組み合わせを変えたり、今までと置き場所を変えたりするだけで新鮮な印象に。インテリアも収納も、固定観念にとらわれず自分らしく楽しんでいます」
1:部屋ごとにトーンをそろえればごちゃついて見えない
リビングの壁紙やインテリアは、黒やブラウンを基調にして落ち着いた空間に。 「赤も好きな色だけど、リビングにはカラフルすぎて合わないのでクローゼットの壁に採用。場所ごとの雰囲気の違いを楽しみます」
2:“散らからない”はムリだから、リセット習慣をつくる
来客時や食事前はテーブル上に散らばったものをカゴにまとめてダイニングの棚へ。 「すぐ手に取れるよう、ほこりとりは花器に入れて本棚へ出したままにしています」
3:生活感が出るものはとにかく目隠し
キッチン前には作業台を兼ねた食器棚を置いて、キッチンっぽさをさりげなく目隠し。 「生活感の出がちなゴミ箱も、カゴなら部屋になじみます」 「コード類もカゴにまとめ、目につかないイスの下へ」
ESSE編集部