【阪神】佐藤輝明が球団に要望「ラッキーゾーンをつくってほしい」 年俸は現状維持
阪神・佐藤輝明内野手(26)が、23日に兵庫・西宮市内の球団施設で契約更改に臨み、現状維持の推定年俸1億5000万円でサインした。 「(球団からは)今年の成績についてと、来年頑張ってくれという言葉をいただきました。もちろん、優勝のために貢献したいと伝えました」。 今季は120試合に出場し、キャリアハイの打率2割6分8厘、16本塁打、70打点を記録。その一方で、5月中旬から約3週間の二軍調整を経験し、リーグワーストの23失策を喫した。チームも惜しくもライバル巨人に及ばず、リーグ2位で終了。「個人としてもチームとしても悔しい結果に終わってしまいましたね。打撃も守備も数字を見れば下がってますし。結果としても2位なのでもっとできたんじゃないかなと思います」と振り返った。 その一方で、球団には甲子園に1991年まで存在した〝ラッキーゾーン〟の再設置を要望したという。聖地には右翼から左翼へ激しい「浜風」が吹いていることも多く、まさに〝左打者泣かせ〟の球場。佐藤輝自身も今シーズン、大きな当たりを強烈な浜風に押し戻され、惜しくも本塁打にならなかったこともあった。それだけに、「『ラッキーゾーンをつくってほしい』と毎年恒例のお願いをしました。真面目にです」とキッパリ。 球場の雰囲気をガラッと変える虎の背番号8の1発。そんな本塁打を量産するためにも、願いが叶うといいが…。
東スポWEB