週末の天気 厳しい残暑続く 日曜日は名古屋などで37℃予想 前線停滞で東北や東日本を中心に不安定な空模様
きょう6日(金)は関東から西では猛烈な暑さとなり、九州など西日本では36℃台まで気温の上がった所があった。土日も厳しい残暑が続く見込みで、引き続き、熱中症に警戒が必要となる。天気は土日とも晴れ間のでる所が多いが、東北や北陸、関東では不安定な空模様となる見込み。
暑さ収まらず 北日本は朝と日中との気温差大
きょう6日(金)、全国で最も気温が上がったのは熊本と久留米(福岡県)で、最高気温は36.2℃。桑名(三重県)、京都や江川崎(高知県)でも36.1℃を観測し、36℃ちょうどまで上がった太宰府(福岡県)では、国内の年間猛暑日の最多記録を更新した。
土日も全国的に厳しい残暑が続き、特にあさって8日(日)は名古屋や岐阜で37℃、大阪で36℃と猛烈な暑さが予想されている。さらに札幌や青森でも30℃を超える見込みで、平年よりも5℃以上高くなりそうだ。真夏の猛暑とは同じではないものの、気温自体は高いため、引き続き熱中症に警戒が必要となる。また、北日本に関しては、朝と日中との気温差が大きくなっているため、寒暖差で体調を崩さないように気を付けたい。
東北や東日本は不安定な空模様
天気は土日とも晴れ間のでる所が多いが、前線が同じような所に停滞するため、北陸や東北南部では不安定な天気となりそうだ。雨が降ったり止んだりとなり、雨脚の強まる所もある見込み。関東も北部ほど雨雲がかかりやすく、南部でも8日(日)はにわか雨がありそうだ。 (気象予報士・多胡安那)