ゲリラ雷雨のピークは8月中旬。昨年と同程度だが北日本では少なくなる予想
ウェザーニューズは、「ゲリラ雷雨傾向 2024」を発表した。 2024年7月～9月のゲリラ雷雨は全国で約8万7000回発生する予想で、発生回数は昨年と同程度だが、過去5年平均と比べると多くなる見込み。 【画像】昨年比 北日本、特に北海道と青森県では昨年の半分以下の発生回数となる見込みだが、東日本、西日本は昨年並みの予想。 今シーズンのゲリラ豪雨のピークは8月中旬で、梅雨明けの7月下旬から増え、9月中旬からは終息に向かう見通し。 8月は日本付近を太平洋高気圧とチベット高気圧が重なるように覆うため、気温が上がりやすく雷雨の発生が抑えられるが、中旬に高気圧の勢力が弱まると湿った空気が流れ込みやすく、ゲリラ雷雨が発生する仕組み。 1回のゲリラ豪雨で、激しい雨による冠水や浸水、落雷による停電や交通機関のまひなどさまざまな被害が懸念されるため、同社は「随時最新の雨情報の確認を」と呼びかけている。
トラベル Watch,編集部：二村 茜
