三宅正治アナ、12年半出演『めざましテレビ』卒業へ 新メインキャスターは伊藤利尋アナ
<コメント全文>
■三宅正治 大塚さんの後をうけて、『めざましテレビ』のメインキャスターを務めて12年半。この度卒業を迎え、寂しさよりも背負っていた重荷をやっとおろせる…そんな安堵感でいっぱいです。番組の看板を汚すことなく次の世代に渡すことができる。ホントに良かった…。入社以来、スポーツしかやってこなかった自分を50歳になる年に起用してくれ、新たな景色を見せてもらえたこと、本当に感謝です。この間『めざましテレビ』でだからこそお会いできる方々とお話しする機会を得て、大きな財産となりました。 スポーツキャスターとして10年、めざましキャスターとして12年半。異なるジャンルのメインキャスターを全うできたこと、少しだけ自分をほめてやりたいです。これまで支えてくれた全てのスタッフ、一緒に番組を作ってくれたアナウンサー、キャスターのみんな、そして何より、『めざましテレビ』を見てくださった視聴者のみなさん、ありがとうございました! これからも、皆様の朝に『めざましテレビ』が寄り添える番組でありますように! ■伊藤利尋 12年半ぶりに『めざましテレビ』を担当することになりました。この12年半の番組の進化を担われた三宅さんから仕事を受け継ぐ重責を感じています。私にとっては、はちゃめちゃだった新人時代から育ててもらった番組でもあり、今度はキャリア相応の役割を果たさねばと思いますが、まずはかつてのように軽部さんと絡めるのが楽しみで仕方ありません。視聴者の皆さんの朝のお供となれるよう精一杯努めたく存じます。どうぞよろしくお願いいたします。 ■高橋龍平(チーフプロデューサー/フジテレビ 情報制作センター) 12年半MCを務めた三宅キャスターが番組を卒業することになりました。我々スタッフにとってはまさに“精神的支柱”。大ベテランの三宅キャスターがスタジオにいるから、放送中に何か大きなニュースが起きても大丈夫、という意識で放送に臨んできました。 三宅キャスターは還暦を過ぎた今も、毎朝午前3時半にフジテレビ入りしてスーツに着替え、スタッフとの打ち合わせに臨みます。どんな朝でも万全の準備で生放送に備え、午前4時55分にカメラの前に静かに立つ、その姿はまさにプロフェッショナル。平成後期から令和にかけて時代や価値観が大きく転換する中で、大切なニュースを正確にわかりやすく伝え続け、時には怒り、時には笑い、時には温かく寄り添う…それはまさに“日本の家族の父親像”そのものでした。初代・大塚キャスターから引き継ぎ、12年半もの間、重責を担って頂き、本当に感謝しております。三宅さん、ありがとうございました! そしてこの度、伊藤利尋アナが12年半ぶりに、今度は新MCとして『めざましテレビ』にカムバックします。入社1年目から「めざましファミリー」の一員となり、その後報道情報番組からバラエティー番組まで幅広く活躍する姿を見てきて、三宅キャスターのあとを引き継げるのは、名実ともにフジテレビの看板アナウンサーとなった「伊藤利尋しかいない」と考えておりました。伊藤アナに「あなたしかいない」と直談判し、「現場が望むならお受けします」と言ってくれたとき、思わずガッツポーズをしてしまいました。せっかく伊藤アナを新MCに迎えますので、その持ち味をいかんなく発揮してもらおうと考えています。 31年目に突入した『めざましテレビ』は、伊藤利尋、井上清華、生田竜聖の3人MC体制でさらに進化します。どんな朝でも視聴者の皆様に寄り添い、皆様の生活にとって大切な情報をお伝えし続けることをお約束いたします。今後とも何卒よろしくお願いいたします。